シルクロード絵描き旅

中央アジア・シルクロード。ひとりの絵描きの放浪記。

9/6-7 モンゴル、ホブドの市場(ザハ)

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。りょうこです。

 

やっとモンゴルの記事を書けるのが嬉しくて仕方ありません。

…これまでの記事で『疲れた』『眠い』『移動辛い』と弱音を繰り返す紋切り型の旅に我ながら辟易しつつ書き進んでまいりました。そうは言ってもウルムチモンゴル国境越えくらいまでの濃い出来事は、時系列を守って景色心象人物と事細かく描写せねば気が済まず…。

当時の自分もそうですが、記事を書く今の私もここホブドは肩の力を抜いてまいります。さあ行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

9/6-7 モンゴル西部 ホブドにて

 

 

 

 

昨夜までの怒涛の移動を終え深い眠りから覚めた私。モンゴルと聞いて想像できるのはゲル、草原、星、ゴビ砂漠(今回行きませんが)。

それだけです、都市の雰囲気や人に対するイメージを何も持っていません。

 

 

私はホテルのフロントに降り、スタッフの女性に訪ねました。

『ザハ?』

 

この時私が知っていたモンゴル語ありがとう(バイルッラ)、はい(ザー)、いいえ(オッグイ)、こんにちは(セーノ)、そして市場(ザハ)

ザハ以外は昨日モンゴルの入国審査のスタッフの女性に教えてもらったばかり。ザハは少しだけネットで情報収集した際になんとなく目に付いた単語。事前に調べたのは為替レートとここホブドの宿情報くらい、モンゴルに対しほぼまっさらな状態でやってきました。

その地の生活ぶりを見るには市場がいちばんです。

 

 

 

メガネをかけた女性は『ザハ。』と頷き、入り口ドアの方向を指差しました。

『ザハ?』

『ザー。ザハ。』

 

 

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私の意図が通じていないかと思いきや、ホブドの街はとても小さいので指差すだけで道案内が済んでしまうのですね。

『あっち』と指差す方向を歩いてたった3分、いっさい迷う事なくザハに辿り着きました。

 

 

 

 

 

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細い路地、ひしめき合う小屋、建物。その造りや雰囲気はどこかで見た事のあるような…。

 

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煉瓦、白い塗り壁、窓の格子模様、花壇の花…。

 

入った途端なんだか懐かしい気持ちになりました。

ここは二年前訪れた中央アジアのバザールと雰囲気が似ている。特に人の顔立ちや気候などからキルギスが近いと思いました。

 

unhuman.hatenablog.com

unhuman.hatenablog.com

 

 

 

 

 

商品はロシアからの輸入、次いで中国、韓国ものが多かったです。

 陳列商品の詳しくはまた後に書くとして、全体の雰囲気を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

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この鎖で留めているカウンター(というのでしょうか)、この簡易店舗の造りはウズベクキルギス、カザフ…中央アジアの国々で見たことがある。

ロシア製品なのかキリル文字キッチュな絵柄や色遣いの雑貨が並び、それらが全体に醸し出す雰囲気もやっぱりこれまで見てきた中央アジアの国々と通ずるのでした。

 

 

 

 

 

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これがモンゴル系の顔立ちなのか…。

初めて見る顔に中国やキルギス、カザフ、ロシア系との相違点を見つけながら、モンゴル人の特徴を頭にインプットする作業が、歩きながら自動的にとり行われます。

 

しかし程無くして見つけた『トルファン干し葡萄』…、昨日息を切らして運んだ箱です…。早くもあの大変な重労働が思い起こされてしまいました。

知らない方は前記事をご覧ください。↓

unhuman.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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ザハには民族衣装・民族雑貨店の集まるエリアがあります。初めて『これぞモンゴルだなぁ』という印象を受けたのはここ。

民族衣装である『デール』、それから馬具、ブーツ、ゲル用品が並びます。

 

陳列のされ方や雰囲気こそ先程述べたように中央アジアですが、デール単体や馬具の模様をじっくり見ているとチベットの影響が見えてきます。

 

 

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店先でトランプする人々があっちにもこっちにも見られました。

 

 

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