シルクロード絵描き旅

中央アジア・シルクロード。ひとりの絵描きの放浪記。

9/1 カシュガルを歩く その2 羊の売買

 

9/1 前記事の続き

 

 

 

 

オールドタウンを出て、道路を渡ったところにはだだっ広い空き地があるんです。

以前はそこは車が停まっていたり何もなかったりしたので、その空き地の事など特に意識もしていませんでした。

 

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しかし、今回はそこに大勢の人々(ほとんどが男性)が集まって、羊の売り買いが行われていました。

『動物バザール』の縮小版といいましょうか。

 

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動物バザールとは毎週日曜日にある動物の売買の事です。

カシュガル郊外の広大な広大な敷地に羊、牛、馬…様々な動物が何千と繋がれ、男達が声を張り上げ売り文句に書い文句が飛び交います。

馬具の屋台もあります。

敷地の端には簡易食堂も並び、羊が目の前で捌かれて行く様が見られ、食肉となった羊が吊るされて内臓の処理が行われ、その横でまた別の男が麺を打ち、奥ではたくさんの人々が美味しそうに食事しています。

ほとんどが男性ですが、フルーツやアイスクリームを売る人の何人かは女性でした。

 

私は二年前に動物バザールを見て衝撃を受け、今回のダンスの如く写真を撮りまくりましたが、

運悪くそのデータのほとんどが消えてしまい、手元にありません。

今回も動物バザールにはタイミングが合わず仕舞い。これはまたカシュガルに行けというメッセージでしょうか(笑)

 

 

 

 

この空き地では食堂や羊を捌く人はありませんでしたが、

犠牲祭では親族を招いて肉を振る舞うため、いつもに増して大量の羊が消費される時期であります。

動物バザールの迫力には全く及びませんが、彼らの活気に満ち満ちた売買が見られ面白かったです。

 

 

 

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孫さんや他の人達は初めて見るこの様子に目を驚かせながら人混みに入っていきます。

 

 

 

 

 

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日差しの強いカシュガルでは、人の集まる場所には冷たいドリンクの屋台が立ちます。

ウイグルではアイスクリームやヨーグルトが美味しい。

 

 

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細かい氷の入ったヨーグルトドリンクです。

ウイグルでは人気の飲み物。

私は4年前、初めてのカシュガルでこれを買い、細かい氷にお腹を壊して発熱し、

一時的に失明までしました。そう、目が見えなくなったのです。

さすが海外、お腹の壊し方がいちいち派手です。

 

派手といえば2年前の旅で冬の東チベットにてチベット族に手作りヨーグルトを振る舞われ、“覚悟して”食べ、

汚い話ですがそのあと透明なゼリー状の便が出たことがあります。

びっくりして調べてみたら透明なゼリーは便ではありませんでした。

お腹は数日後自然と治りました。

 

 

 

…話が逸れましたが、海外で冷たいジュースや手作りのものを食べる際には氷や水に気を付けてくださいね。

日本では当たり前に飲めますが、水道水の飲める国は世界では数えるほどしかありません。

 

 

 

 

 

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羊は自分たちの運命をちゃんと悟っています。

 

 

 

 

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孫さん達は隣の屋台のスイーツに興味を示した様子。

布をかけられた大きな氷(細かく削ってスイーツにかける)を見て、

私は遠慮しておきました。

スイーツはヨーグルトソースのかかった寒天のような餅のようなものです。

孫さんに勧められて一口食べましたがひんやりしていて美味しかったです。

 

 

 

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スイーツを売る男性の横顔と顔の角度その表情に、言葉では言い表せない衝動が湧き、シャッターを切りましたが気が急いてしまい上手く撮れませんでした。

 

同じく15歳くらいの本当に可愛い女の子と話した際にも、絶好のシャッターチャンスだったのにも関わらず撮れたのは目を瞑った写真ばかりでした。

 

旅では頭で考えるより先に『言葉では言い表せない衝動が湧く』瞬間があります。

“自分の写真” というものをどうやら私の身体は既に分かっているみたいです。しかしその刹那を確実に捉える技術は私にはありません。

 

 

 

 

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動物バザールと同じく、そこにいるほとんどが男性でした。

女性はいても、売買には関わっていませんでした。

 

 

 

 

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ここを去るときにはあの泣きべそ君は機嫌を取り戻してくれました。

 

 

 

 

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