シルクロード絵描き旅

中央アジア・シルクロード。ひとりの絵描きの放浪記。

8/30~8/31 カシュガルへ、24時間バスの旅

 

 

 

地図のオレンジの線上を移動します。

 

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カシュガル行バス出発時刻ギリギリまで、オールドタウンを観光していた私たち。

走ってバスステーションに到着した時刻は、カシュガル行バスの出発する20時ちょうど。

走っている間孫さんは、『こういう長距離バスは少し発車が遅れるか来ていない乗客を待ってくれるはずだから、大丈夫!』とフォローの言葉をかけてくれます。

 

 

 

結果-

 

 

20時ちょうどになってもバスはまだエンジンどころか運転手が来てすらいませんでした。

 

 

 

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ほっと一安心して買っておいたフルーツを食べて待つと、20分ほどで運転手が来ました。

 

 

 

 

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日本では馴染みのない寝台バス。

寝台バス内では土足禁止なのですが、この車の腹部には靴用トランクが付いていました。乗客が乗り降りするたびに乗り口から地面に細長い絨毯が敷かれ、私たちはそこを伝って歩くのです。こんなタイプは初めて見ました。

 

 

 

 

 

f:id:meguroryokoworks:20170830212538j:plain一台の寝台バスの定員は30もないでしょう。

この少人数制が、1500人乗る列車と違って私には心地いいのですが、孫さんはやはり今朝雷鳥のゲストから列車を勧められたそうです。

寝台バスは綺麗じゃないと言われますが、私からすれば列車の布団もそう変わらないです…。

 

 

 

 

乗客はほとんどがウイグル族、他にはバックパッカーらしき外国人が一人乗っているのみ。

『うわあ、まるで外国にいるのと同じ気分です。』

『ここでは僕は日本人という事にしようかな。』と孫さん。

 

 

 

中央部にはウイグル一家族が私たちを囲うようにして席を取っていました。

見たところ3世代が一緒に乗っています。

一番年少の3歳の男の子が、通路を歩き回ってこっちにやってくるのが可愛くてたまりませんでした。

 

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白髭を付けて遊びまわる。

 

 

 

 

ウルムチからカシュガル行のバスは朝から20時まで2時間ごとに便があります。

前回乗った時とは出発時刻が約12時間 違ったので、車窓から見れる景色もまた違いました。

とはいえ今回は疲れていたのかなんとなく車窓を眺める気力もありません。前回はやたらと頭が冴えていた気がしますが、今回は多くの時間をぼんやりしていたような。

 

長すぎる移動ではその環境に適応するかのように思考がどんどんと鈍っています。

孫さんが中国経済の事などを話し出すと急に眠くなるのは…そのせいでしょうか。

 

 

出発して間もなく外は真っ暗になったので、つられるように早めに眠りに着きました。

 

 

 

が。

 

バス移動では、途中警察の駐在所でセキュリティチェックがあります。

中国人はチェックゲートで人民カードをかざして通り、カードを持たない私はゲートを素通りさせてもらえます。パスポートのチェックは…かなり適当。

今回は24時間の間になんと4~5回はチェックがありました。

4年、2年前よりも確かに増えたような気がします。

 

夜中でも早朝でも否応なしに降車させられるのはかなり面倒でした。

 

 

 

 

 

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31日早朝。

私たちの他に一人いたバックパッカーの彼。

 

 

 

 

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この子は本当に懐っこくてよく私たちにちょっかいを出しにきました。

先の写真の子はお兄さんなのか大人しかったです。

 

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朝食休憩の時にバックパッカーの彼と少し話しました。

 

アレックス。アメリカンパスポートの彼はインドに“帰る”ところだと言っていました。

カシュガルの後はパキスタンへ抜ける予定だけど、もし入国できなかったらウルムチに戻ってインドへ飛行機で飛ぶそう。ちゃんと国境超えできているといいな。

アレックスは少しトルコ語を話せ、言語の似ているウイグル族と会話できていました。羨ましい…!

 

写真が真っ白ですが孫さんの食べているのは羊肉入りスープ “ショルパ”。

私は旅の初めからずっと食欲が出ない状況が続いていて、移動中はまる一日ほぼ食べませんでした。お腹が空かないだけで身体は元気なのですが、孫さんは心配してクッキーとか飲み物を買って私に勧めてくれます、気を遣わせているのが申し訳なくなりやっとそれらを食べる、といった感じでした。

 

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何度目かの降車時に撮った、さっきの男の子のお兄ちゃんとアレックス、孫さん。

お兄ちゃんイケメンですね~。

 

歳は孫さんから順に一つずつ下がります。つまり私が一番年上です…。

 

 

 

 

 

ウルムチ-カシュガル間の移動は車窓からの景色が綺麗!と言いましたが、今回ろくに写真を撮っていませんでした。ちょっと後悔しつつ、二年前の写真を載せておきます。

 

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unhuman.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

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バスは遅れることなく31日の夜20時過ぎ、カシュガルに到着しました。

北京時間の20時なので新疆時間だとまだ18時、でも新疆西端のカシュガルでは18時よりも早い様子でした。

 

まだまだ明るいです。

 

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この家族ともお別れ。

 

 

 

 

バスステーションからは公共バスに乗り市街中心部へ、そこでタクシーを拾いユースホステルに到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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