シルクロード絵描き旅

中央アジア・シルクロード。ひとりの絵描きの放浪記。

8/29 ウルムチでのんびり、のはずが…。

 

 

私はウルムチに数日腰を据えるつもりでした。

『一日に多くの事をせずゆったり過ごそう。』

長期滞在することで街の日常がより見えてくるものです。

 

28日は洗濯やお昼寝…、等々一日宿で休み、29日には念願のオールドタウンへ行きました。

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オールドタウンの目印である大巴札(=ダーバージャー、グランドバザールの意)に着く路線バスは、雷鳥ホステルからは7番バスで、途中で乗り換えをします。

それをホステルのロビーにあるインフォメーションでちゃんと確認したのに、なのに…。

なぜか路線バスとは別の快速バス“BRT”の3番に乗ってしまった私。

路線バスとBRTの路線図とが、私の脳内でごちゃ混ぜになってしまったようです。ゆったりすると決めて気が抜けたのでしょうね。

 

ちなみに路線バスとBRTは乗り場も乗車システムも車体も、何から何まで違います。

 

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こちらはBRT路線図。

 

乗ってすぐ間違いに気づき、乗り換えをしながらBRTでオールドタウン近所に無事到着。30分以内で大把札に着くはずが小一時間とものすごい遠回りをしちゃいました。

でもBRTでは大都会ウルムチの景色を眺められたので、これも観光のうちという事にしちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてウルムチは4年前、初の新疆旅で訪れたきりでした。

新疆ウイグル自治区の市街は、漢民族の暮らすエリアとウイグル族の暮らす『オールドタウン』エリアに分かれています。

4年前は日本人の旅人さんの案内について行っただけなので、ここの土地勘は全然ありません。

訪れるのは二度目ですがまるで新鮮な気持ちで街を歩きました。

 

 

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新疆のアイスクリームはとても美味しいんですよ!

って…カップには変な英語が。




からりと強い日差しが作る美しい木漏れ日にシャッターを切ったり、

ウイグル族のお茶目さに笑ったり、

これまでとは違う顔立ちや聞こえてくるウイグル語にわくわくしたり…。

 

オールドタウンの空き店舗の多さに、心がざわついたりもしました。

 

 

 

 

 

 

 

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レストランを探して歩いていたら、明らかに人の出入りの激しい店があったので入りました。

ホテルの建物に併設しているらしいレストランでした。

一番忙しい時間帯のようで、何人ものスタッフがせわしなく動いています。

大テーブルで地元ウイグル族のお客さんと相席。テーブルは3、4組のグループが常に相席して、一つのポットのチャイをかわりばんこに注いで飲んでいました。

店のスタッフは私が中国人じゃないと気付いていますが、同テーブルの人には私はどう見えているのでしょうか…。

 

注文したのはポロ(ピラフ)。

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小皿に入った細切りの人参も一緒に来ました。他のお客の様子を見ると、人参は最初にポロに乗せて一緒に食べるもののようです。

ここのポロはレーズンやスパイスが一緒に炊き込まれていました。下町の安食堂や屋台のポロにはスパイス等は入っておらずそれはそれで美味しいけれど、こういう上品な味にはなかなか出会えません。

香りが肉や米とマッチしてとても芳醇なポロでした。とても美味しいです。

 

大皿に山盛りのポロを、12歳くらいの男の子はペロリと平らげていました。

ここは何度も通いたいお店になりました。

 

 

 

 

細い小道にこそ彼らの日常があるのですが、まだ緊張しているので大通りをメインに歩き回りました。

明日、明後日と通いこの地に身体を馴染ませて、もっと色々なものを見たいな。

私はまたバスに乗り、日の高いうちにホステルに戻りました。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

夕方、雷鳥ホステルのリビングで本を読んでいたら一人の旅人が入ってきました。

いつものように彼にもニイハオ、と挨拶しました。

 

 

彼は私が日本人と分かると、日本語で話しかけてきました。

『僕は日本で留学中の院生なんです。』

 

 

なんと孫さんの留学先は、私の妹が在学中の大学。

妹とは共通の知人がいるに違いない、と大盛り上がり。

 

 

 

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孫さん。

中国の大学からマレーシアに一年と日本に三年留学している孫さんは日本語が堪能。

とても真面目な絵に描いたような優等生。

 

 

孫さんは北京から33時間列車に乗って、つい先程ウルムチに到着したところでした。

ウルムチの後は東へ東へ来た道を戻り、河北省にある実家へと戻るのだそう。途中には西寧で回族の友人と会う予定というから、私と逆方向の旅路ですね。

 

 

ウイグル自治区の事、ウルムチの街、全てまだ何も分からないという孫さん。

一緒に夕食を食べに出かけました。

 そして…、

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新疆料理を食べながら、孫さんに今まで見た感じたウイグルの話、来る犠牲祭の話をするうちに

ふっ、とカシュガルの犠牲祭が見たくなり、同じくカシュガルに興味を示し始めた孫さんを説得。

 

 

ウルムチに長期滞在する予定はあっさり変更となりました。

カシュガルに行って犠牲祭を見ましょう。

 

カシュガル行を決めた日の記事です↓

unhuman.hatenablog.com

 

 

 

 

一人だったら大変な移動も旅仲間と力を合わせれば辛さは半減、です!

実際、孫さんとの旅は何もかもスムーズ、ノンストレス、とても楽しいものになりました。

 

 

私はカシュガルに縁がある、

今回で三度目になるカシュガル旅でもそれを実感せずにはいられませんでした。

 

 

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カシュガル行の寝台バスにて。

 

 

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