シルクロード絵描き旅

中央アジア・シルクロード。ひとりの絵描きの放浪記。

素朴な美しさ。新疆の田舎町クチャ。

 

 

 

こんにちは。

りょうこです♪

 

 

 

 

2015年9月14日

新疆ウイグル自治区クチャ

 

 

クチャは庫車と書きます。

クチャはその昔シルクロードのオアシス国家・亀茲国がありました。

 郊外には壁画の遺る石窟寺院が点在しており、コアな旅人には憧れの地となっています。

 

 

 

 

今日のクチャは漢民族が大勢移住しており、街並みもよくある中国の都市部のひとつです。

ですがカシュガルと同じようにオールドタウンというエリアがあり、そこには彫りの深いウイグル族達の生活が静かに息づいていました。

 

 

カシュガルのオールドタウンは観光地として再開発が進み、古い町並みは一新されようとしています。

本来のウイグルの街並みが壊されていく様子も見ました。中国の画一的な街並みにはならないにしても、この再開発には複雑な気持ちであります。

 

 

 

カシュガルの様子は過去記事にてご覧いただけます。

unhuman.hatenablog.com

unhuman.hatenablog.com

 

クチャの記事も一つだけ書いています。合わせてどうぞ。

unhuman.hatenablog.com

 

 

 

 

 

さて。

 

一方でクチャのオールドタウンはまだ手は加えられていないようで、ウイグルの人々の、より素のままの生活が見られます。

その美しい事ったら…。

 

ウイグル文化が大好きな私は、どの景色も尊く、輝いて見えました。

 

撮った写真もどれも好きです。

 

このまちの輝きが、いつまでも保たれる事を願います。

 

 

 

 

 

 

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白い土壁に、赤いパラソルがよく映えるんです。

 

 

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大きい。中央アジアで一番大きく、平たいナンです。

赤いのはパラソルの影が写っているから。ピザみたいですね。

 

ウイグルのナンは他国のと違い、表面にスパイスが散らしてあり、独特の風味があります。

 

 

 

 

 

 

 

ウイグル族の住居建築には、イスラーム文化の特色が見られます。

ドアや窓の彩色は鮮やか。どうやら緑色がよく使われているよう。

木彫り装飾もセンス良く、模様は幾何学文様か植物・果物のモチーフとなります。

イスラーム偶像崇拝を禁止しているので動物のモチーフは見られません。

 

これがチベット漢民族文化圏になると、仏教道教の特色が出るんです。

扉の金具が獅子のモチーフだったり、寺院ののれんに鹿が描かれたり。

古代中国の官僚の服を着た神様が扉に描かれていたり…。

 

おもしろいですね~♪

 

 

 

 

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ドアや窓の装飾の美しい事。

赤い模様はなんのモチーフでしょう。

 

 

 

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建物の装飾に鉢植えの花がよく似合います。

なんて可愛らしいのでしょう。

 

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ドアの模様や木彫り、建物によってすべて違うんです。

 

 

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ナン屋さん。

 

扉とクロスの配色、ナンのディスプレイ、素朴な裸電球…。

美しさに鳥肌が立ちます。

 

 

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木漏れ日も素晴らしい装飾。

 

装飾に重なる木漏れ日に、思わず目を細めます。

 

 

 

 

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涙が出そうなほど綺麗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美しい美しい街並みですが、ヒヤリとする看板が町のあちこちに掲げられていました。

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軒先に盾とヘルメットが置かれていることもありました。

のどかで素朴な街並みですが、市バスでは乗客すべてに荷物チェックがあります

美しい町並みとは裏腹に、いつ暴動が起こってもおかしくない場所…。

このような看板を常に見ながら生活するって、どんな気持ちなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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細路地に入ると、平らな屋根の住宅地になりました。

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可愛い扉が開けっ放し。

中は台所でしょうか。お野菜が無造作に置かれています。

家主はどこかな。

 

 

 

あくまで地元民同士はあたたかく、安全な土地なんでしょうね。

 

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『クチャ大寺』の道順を尋ねると…。

 

 

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『ここから見えるよ。あちらの方向に行くといい。』

 気の良いおっちゃんに、屋上に上らせてもらいました。

 

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真ん中に小さく、イスラム風建築が見えると思います。

クチャ大寺です。

『この道をまっすぐ行って、左に曲がって…。』

 

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親切に、ご丁寧に、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほっこりするクチャの町。

ウイグルの人々の生活がいつまでも続きますように。

 

次回に続きます。

 

ryoko.

 

 

 

 

 

 

 

 

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